われわれは他人の知識によって物知りになれるにしても、知恵者になるのは自分自身の知恵によってである。 by モンテーニュ | 映画ビジネスに関する私的見解 その1 2002年4月22日(月曜日) : : コメント数(3707) 監督や製作者を目指している留学生に、俺っちが映画ビジネスを勉強していることを告げると、多かれ少なかれ偏見を持たれる。ああ、こいつはビジネスしか頭にないのか…とね。この反応に出会うたびに俺っちは困惑する。 これは何も、制作を目指している留学生に限った話じゃない。俺っちが某制作会社の方とお話した時にも、同様の反応を頂いたことがある。これにはもっと困惑した。おっとっと…って感じだったさ。 もう本当に肩身が狭い思いをしながら、映画ビジネスを勉強している可哀想な俺っち。もう気分はマッチ売りの少女さ。だからここで、凍える吹雪の中、一人でマッチを擦って温まっているんだ。いつか、おばあちゃんが迎えに来てくれるかな?なんて思いながら…。 なぜ俺っちが、このような冷遇に会わなければならないのか?その答えは簡単だ。学生の方であれ、プロの方であれ、彼らの映画ビジネスに関する見解は、俺っちのそれとは多少の隔たりがあるからさ。だから、今回から数回に渡って、俺っちが思う映画ビジネスに関して少し書きたい。 ただ、映画ビジネスを語る時、ビジネスそのものを抜きにしては語る事は出来ない。映画ビジネスとは何か?を語る前に、ビジネスとは何か?を考える必要がある。 辞書を引くとこうだ… ビジネス [business] (1)仕事。事業。商売。 そう、この辞書の言葉が、みんなの映画ビジネスに対する偏見を生み出す物だ。胡散臭く聞こえるし、闇取引さえ想起させる。成金や、金の亡者を想起する人もいるだろう。そして、これが原因で、みんなの中にある定義が作られる 映画ビジネス [film business] (1) 映画を金儲けの手段とすること。
続く… |
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