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by ゲーテ

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サンダンス・フィルム・フェスティバル
2002年4月16日(火曜日) : : コメント数(3)

インディペンデント映画の製作者の集う映画祭、『サンダンスフィルムフェスティバル』。この映画祭を目指している映画留学生も非常に多い。今回は、俺っちが講師から教えてもらった数字を紹介しよう。

サンダンスフィルムフェスティバルってのは、主にインディペンデント系の作品が『しのぎをけずる』インディペンデント製作者のトップオブザトップ達の場所さ。この映画祭から、未来のスター監督達が生まれたケースもたくさんあるから、チャンスが埋まった場所とも言えるね。

そんな映画祭には、はたして多くの映画がエントリーされる。エントリーとは、ただ映画祭に出したいと申請されたもののことを言う。審査の網を掻い潜って、晴れてビッグスクリーンで上映される物は限られているんだ。もちろん、上映されなければ、誰の目にもとまることはない。

2002年を例に出そう。

ドラマティック・コンペティション(長編映画)
 エントリー数: 753本 (前年: 854)
 上映された数: 16本
 確率: 47:1

ドキュメンタリー・コンペティション
 エントリー数: 444本
 上映された数: 16本
 確率: 28:1

ショートフィルム・コンペティション(短編映画)
 エントリー数: 2300本
 上映された数: 79本
 確率: 29:1

日本の映画を含め、アメリカ以外の国々からは特別枠を設けて招待作品という形で上映されるね。この招待作品をどう選定しているのかはちょっと分からないな。もしかしたら日本映画協会なんかが推薦しているのかも知れないね。

ただ実は、サンダンスフィルムフェスティバルで最優秀作品賞を獲得した映画ってのは、おそらく一般の人のほとんどが見る事はない。っていうのも、サンダンスで賞をとる映画ってのは、一般観客には少しコア過ぎるものが多くて、大手映画配給会社は手を出さないケースが多いんだ。だから、優秀な作品でも、劇場公開されるのは結構まれで、多くはテレビ配給か、ビデオ配給しかされないみたい。アメリカ国内だけがほとんどだってさ。

ただ、サンダンスには投資家やエージェントがたくさん来ているから、映画祭に出展された映画で勝負するというよりは、次につなぐために自分の存在をアピールする、という使い方がいいみたいだね。

一年前、UCLAエクステンションで一緒に授業を受けたジェフというアメリカ人も、サンダンスに脚本だけ持って行って、幸運にも投資家を見つけてきた!って言ってたな。彼曰く、

『ハリウッドでは優秀なエージェントを見つけないと、一生、日の目を見ることはない。』

らしい。もしかしたら、将来有名な脚本家になったりするかもね。

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