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by アルブーゾー

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プロデューサーの定義
2002年4月11日(水曜日) : : コメント数(2)

今日はUCLAエクステンションの授業『プロデューシング・フィーチャーフィルム』がある日。はりきって、ウェストウッドのUCLAキャンパスまで車を走らせたよ。アメリカはサマータイムになって、日没が遅く感じるね。授業が夜行われるUCLAエクステンションだけど、まだ太陽が出ている通学路はなんともすがすがしい。

今日の授業では『Chiken Wreck』という架空の脚本を題材に、脚本をファイナンスして、アタッチして、実際にプロダクションに入れるところまでの流れを見ていった。

今日の授業で得たことは多い。まずはオプションアグリーメント(Option Agreement)。これは知っておくに値するね。映画留学を3年以上やってきたけど、今日になって、やっとオプションアグリーメントの構造が掴めてきた。コンセプトがクリアになってきた。うん、これは近い将来、遠い将来使うことになるだろうね。今、理解できてよかった。

次に、契約関係と数字関係。脚本のオプションや、アップフロント、リニューアル、ネットプロフィット、AGR(Adjusted Gross Revenue)FDG(First Dollar Gross)プロダクションボーナス、WG Arbitrationなどなど。契約にまつわる話や、あってないような物だけど、大体の業界スタンダードの数字や値段なんかを教えてくれた。

最後に、この授業のあと改めて思ったこと。プロデューサーの定義は、自分で作っていいんだ、ってことさ。脚本家は脚本を書く。監督は監督する。大体の職業に、大体の定義をつけることは可能だけど、映画のプロデューサーってのは、全く違うね。

プロデューサーが何をやるかなんていう定義はないし、何をやらなきゃいけないかってのもない。スケジュール・バジェットを管理するラインプロデューサーやUPM(ユニット・プロダクション・マネージャー)、ファイナンスする人や、エージェントや、スタジオエグゼクティブや…実は誰でもビッグP(Producer:エグゼクPやラインPとは違ってビッグP)になることもある。クリエイティブプロデューサーであれ、アカウンタントや弁護士であれ、プロデューサーといえばプロデューサーだとも言える。ハリウッドには、誰がプロデューサーであるなんていう定義は存在しないんだ。

ってことは、監督や脚本家と違い、映画プロデューサーはとてもフレキシブルなわけだ。その役割や、仕事は自分自身が決めることが出きる!なんて俺っちにふさわしい職業だろうか!

リーダーとして、映画自体を進ませるということを念頭に起いて、色々な人の、色々な才能を一つの作品に集約させる。それは、大前提だろう。そしてそれは俺っちが最も得意とする物の一つでもある。

しかしだ、オレッチに苦手なことも多い。細かいことは苦手だし、そんなに気が回らない。ラインやUPM、アカウンタントは向いていないようだ。かといって弁護士やファイナンシングも、自分の強みをフルに生かすことが出来ないと思う。俺っちの強いところは、企画力と思考力、さらに未来思考と目標志向、指令性(特集!性格分析サイト〜性格分析は長所の分析?を参照)。俺っちはそれを武器として、自分自身のプロデューサーの定義、仕事を見つければいいんだ!

映画留学を終えかかってやっと分かった。プロデューサーの定義。それは、プロデューサーを目指す人間自身が決めるべきことだったんだ。映画プロデューサーという職業は、自らが辞書の編纂者。定義は己の中にこそあったんだね。

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