エンターテイメント・ライセンシングを勉強している俺っちだが、この勉強を通して気づいたことがある。俺っちは考えるのは好きだけど、覚えるのは嫌いだ!ごめんなさい、独り言です。
さて、今日のゲストスピーカーはJuanita Palominoさん。
『子供が待っているから、あまり長居は出来ないわ。』
そんな彼女は、優しいお母さんといった感じの女性だ。
まずはこのジュアニータさんの経歴をご紹介しよう。
アメリカで超有名な玩具会社Mattelにおいてエンターテイメントライセンシングのマネージャーとしてキャリアをスタートした彼女は、その後MGM(Metro-Goldwyn-Mayer)にてライセンシングセールスのディレクター。MGMではピンクパンサーやジェームスボンドシリーズ、ターミネ−ター2、モータル・コンバット等のライセンシングを担当した。その後、米国巨大メディア企業Viacomにディレクターとして移り、まもなくエグゼクティブディレクター・オブ・セールス・アンド・ドメスティックライセンシングという責任あるポジションにて敏腕を振るう。人は見かけにも話し方にもよらないんだね。
今日、彼女が話してくれたことのは、『スタジオサイドから見たエンターテイメントライセンシング』。具体的には
1. ライセンサーとライセンシーの関係
2. 小売業界の現状と環境
3. ライセンシングにまつわる一般的なマーケティング
などだった。
中でも彼女を取り巻くシビアな状況を端的に示す言葉、
『スタジオで働くなら、“チャンスは1度しかもらえない”ってことを覚えておいた方がいいわ。数字を出すのに、二度もチャンスはくれないのよ。』
講師のダニーは言う。
『ライセンシングはこの業界でも、とりわけ純粋な領域の一つだ。何が純粋かって?目的さ。ライセンシングは純粋に、ロイヤリティー収入を得るためだけの仕事だ。それ以外の目的はなく、それゆえシビアに数字を求められる。』
そう言ってダニーから渡されたオースティンパワーズの人形。足と手が反対方向にねじまがり、顔には悲痛な笑みさえ浮かべられている。もちろん不良品だ。
(ダニー)
『だからと言って、こんなのに許可を出してはダメだけどね(笑)。』