人生における無上の幸福は、自分が愛されているという確信である。 by ユーゴー | なぜ子供は疲れるのか?その秘密を紐解く! その1 2002年2月28日(水曜日) : : コメント数(1) 千葉県教育委員会は,新たに増える土曜休日の過ごし方などについてアンケートを行い,幼稚園児を含む児童生徒2,553人,保護者2,662人から回答を得た。『「新たに休みになる土曜日にどう過ごしたいか』(複数回答)という問いに,中高生の7割以上が「ゆっくり休養したい」(1位)と答えている。(学研キッズ) このニュースを読んでも、それほど驚くことではないのかもしれない。この『結果』は、たびたびニュースなどで取り上げられているし、子供が疲れているってことを『情報』として知っている人も多いと思う。 しかし俺っちは、この『子供が疲れている』という事実を、みんなが誤解しているような気がしてならない。子供は疲れているのではなく、『疲れさせられている』ってことをもう1度認識する必要があると思うのさ。 なぜ『ガキ』(意見の立場を区別するために、敢えて彼らをこう呼びたい)は疲れているのだろうか?俺っちがガキだった頃も、学校に行っては、そりゃー疲れまくったさ。サッカーしたり、公園でケイドロしたり、女の子のスカートをめくったりね。遊びまくって疲れていた。そういうことさ。 勘違いして欲しくないのは、俺っちが田舎で育ったのではないということ。都会育ちの俺っちがガキの頃にも、ファミコンはあったし、そしてもちろんゲームもしまくった。俺っちと『今』の子供達の遊び環境には、さほど違いがないと思っている。 そしてもう1つ言うとするならば、俺っちだってお勉強をした。というよりも、模擬テスト等で全国1桁台に入る成績を維持し続ける、そんなお勉強をしていた。 だけども、俺っちは疲れていなかった。肉体的には充実した疲れはあり、夜もぐっすり眠れた。ただ、その疲れが、俺っちを学校から遠ざける理由になったことなど1度もない。学校に行ってお友達と遊んだり、話したりするのが大好きだった。学校が週6日から週5日になったら、それはそれで喜んださ。だって、もっと自由に遊べるからね。 だけど、週休2日制にしようとしている大人達の言葉を、当時ガキである俺っちが聞いたら、 さて、何が言いたいか意味不明になってきた。結論を言えば、俺っちが疲れなかった、ということだ!そしてその秘密は、疲労症状という人間のメカニズムを紐解くことによって見えてくる。このメカニズムを知った時、今の子供が疲れているっていう現実がなぜ生じたのか?その答えが自分なりに考えつくはずだ。 人間が疲れを感じるのは、疲れの元となる『乳酸』が、分解できる以上に体内に蓄積されるためである。動きまくって、エネルギーを消費すると、その後に乳酸というものが出来る。その乳酸がたまりにたまって、疲れているという自覚症状を起こすのだ。 ただ、学者様たちの研究によって、この乳酸は肉体的な労働の時にのみ生じることが分かった。つまり、脳みそをいくら動かしても決して乳酸は発生せず、それゆえ、いくら頭を使っても疲れているという自覚症状は現れないのだ。 では、なぜ頭脳労働をしている大人達は、疲労に悩まされているのか?そして、受験勉強と言う頭脳労働を潜り抜ける子供たちは疲れているのか?その疑問への答えは、一重に にある。 家族を養わなければならない。業績を残さなければならない。出世しなければならない。リストラされないように頑張らなければならない。…世の大人達はこのようなプレッシャーの中に毎日さらされている。このプレッシャーこそ、人間の筋肉に絶え間ない緊張の連続を生みだし、その筋肉の緊張こそ、疲れの元である乳酸を生み出すのだ。 つまりは、プレッシャーが存在せず、筋肉の緊張が生まれない状況の中で、自分が楽しい、やりがいのある仕事を続けていれば、人間は何時間でも疲れを感じることがなく仕事を続けることが出来るのだ。 子供の場合も同様のことが言える。彼らは親からの期待や、受験で選ばれ、落されるという状況、家庭内の不和や、友達との不協和、…そんな類のものが筋肉の緊張を生み出し続けている。 さらには、自分には勉強が向いていないのに、やらなければならない。自分はサッカーだけやっていたいのに深夜まで塾に通わなければならない。自分は友達と遊んでいたいのに、その代わりに教科書を睨んでいなければならない。この、欲求や衝動を抑制された状態が、危険なほどに筋肉の緊張を発生し続けているのさ。 ならば、子供が疲れているという現状を打ち破るには、上記問題をクリアする以外ないのである。この問題をクリアすることなく、 |
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