幸福というものは、一人では決して味わえないものです。 by アルブーゾー | なぜ子供は疲れるのか?その秘密を紐解く! その3 2002年2月28日(水曜日) : : コメント数(0) 予定とはズレたけど、今回のシリーズ、もう少し続きます。そして今回、俺っちは極論を述べるっ!異論反論はあるだろうけど、まずは俺っちの考えを聞いて欲しい。 子供が疲れている理由が、家庭内や友人関係にある場合の俺っちの意見は、前回述べたとおり。だけど、俺っちが考える疲れの原因には、もう一つ重要なものがあるのさ。 第1回目のコラムで書いたように、受験で選ばれ、落されるという状況が与えるプレッシャー。自分はサッカーだけやっていたいのに深夜まで塾に通わなければならない、というような、欲求を抑圧された状態が生み出すストレス。このプレッシャーやストレスが生み出す筋肉の緊張。その緊張が作り出す消化不良の乳酸君達。子供の疲れの原因はこんな所にも存在する、と俺っちは書いた。そして今回、俺っちが解決したいのは、この疲れなのさ。 こんな問題を解決するのなんて簡単さ。考えるまでも無く答えはわかっている。欲求を抑圧しなければいいわけだ。子供がやりたいようにやらせればいいんだよ。下手なことは下手なんだから放っておくのさ。短所は短所でしょうがないんじゃない?そんなの放っておいて、好きな事、得意な事、長所を伸ばすように子供を育てた方がいいんじゃない?だって、そうすればプレッシャーなんて生まれないし、ストレスも感じないだろう? そんなこと現実的ではないって?子供を我慢させても塾へ通わせるのは、将来を案じる親の優しさだって?少し待って!しかめっ面をする前にもう少しだけ聞いて欲しい。俺っちが、この結論を導くまでに通った道筋は、それほど単純ではないんだ。 この諺を知っている人は多いよね?三才までに学んだことってのは、100歳になっても忘れないって意味かな?そう、だから三才までに学んでしまったことは、一生うまくできるし、それまでに学ばなかったことは一生不得手なのだっっっ!上手い事や下手な事、好きな事や嫌いなことは、もう3才までに決まっているんだから、好きなように生きるのが1番なのさっっっ! おいおいっ、迷信は迷信だろう!なんて言葉が聞こえてきそうだね。だけど、これに現代科学の裏付けがあると知った時、あなたは今と同じ意見を持ち続けるだろうか? さて、ここからは俺っちの意見をサポートする科学的な根拠だ。少し長くなるけど、知っていて決して損はないから、是非最後まで読んで欲しい。 人間の体の中で最も大事なものの一つ、それが脳みそだ。この脳みそ、実は他の部分と極端に異なる成長過程を辿る。心臓、肝臓、骨や皮膚、人間の体その全ては、赤ちゃんの時小さく、成長するにつれて大きくなっていく。 だけど、脳みそは違う。逆なのさ。脳みそはとても早い時期に、かなりの大きさにまで成長し、成人になると縮んでいく一方という奇妙な器官なのさ。そしてここで興味深いのは、脳は小さくなるのに、人間はより賢くなるってことだ。 なんで脳味噌だけ逆の成長過程を辿るのだろうか?その秘密を握るのが『シナプス』君だ。シナプス君ってのは、脳細胞と脳細胞がコミュニケーションを取り合うための結合部分のこと。繋がって信号を送りあっているってことだね。それはもう、気が狂うほどの信号が、いつもいつも脳を動かすたびに流れるらしい。 さて、ここで神経学からのこんな研究成果をご紹介しよう。 『人の行動は脳神経の連結構造で決まり、その構造は個々によって異なる』 そう、つまりはこのシナプス君、脳細胞の繋がりのパターンは、1人1人完全に独特で、それが生み出す行動は必然的に個人個人異なるものであるのさ。そしてこれこそ、人間の向き不向き、好き嫌い、得て不得手を作り出す、人間の脳のメカニズムである。そして我々は、その独自の脳細胞の連結パターンをこう呼ぶこともある…
そう、あなたが先ほど迷信と笑った『三つ子の魂百まで』は、実は、科学的に検証された事実であったのさ! |
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