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幸福というものは、一人では決して味わえないものです。

by アルブーゾー

姉・西村昌美という人物 その1hibi-6のリストへ増え続けるコンテンツ〜個性と調和とブランドと
姉・西村昌美という人物 その2
2002年2月25日(月曜日) : : コメント数(0)

まみちゃんの俺っちへのいじめたるや、子供の限界を超える所まで来ていた。具体的に何をやられたかって?例えば…

1. 適温でシャワーを浴びていたところ、水をストップされ、熱湯シャワーを浴びせられる。大火傷をしかけた(幼少期)
2. 喧嘩のあと、過ぎ去ろうとした俺に向けて人間の頭のサイズくらいある石を投げられ、俺っちの頭に激突。血が止めど無く流れ、あやうく頭蓋骨陥没。(幼少期)
3. 中学生になり体重も増えた姉の、窒息押しつぶし攻撃。本当に窒息しかけた(小学生)

もちろん、殴る蹴るの暴行や、包丁を付きつけられるなんてのも当たり前だったさ。そう、そりゃーもう、俺っち修羅場をくぐってきたさ。

俺っちは、父から『女に手を出すな!守るものだ』なんて言われていたもんだから、決して歯向かうことはなかった。唯一やったことと言えば…

ドラクエの冒険の書を消したこと

くらいだろうか。もちろん、俺っちにはそれがどれくらいやってはいけないことか、ってのはわかっていた。ドラクエをやっていた人には、その大切さが嫌というほど分かるはずだ。でも、その大切な冒険の書を消したくなるまで、俺っちはいじめられていたのだ。

そんな姉と決着がついたのは、ちょうど中学2年生の時であった。小学校の時には、わりと小柄だった俺っちが、中学生になって急成長、身長も170センチを超えたくらいになった時期だった。その頃、俺っちは部活で柔道をやっていた。『男の子』から『男』へと変貌する時期さ。

そしてある日、あまりのいじめの『ウザさ』に絶えかねた俺っちは、親父との約束を1度だけ破った。そう、かるく姉の顔を殴ってしまったのだ。殴った直後、俺っちは、なんてことをしたのだろうと、冷や汗がほとばしる思いだった。仕返しを恐れたのさ。しかし、俺の予想に反して、姉は追っては来なかった。

今、姉は言う…
『あの時、もう弟には力で勝てないと思った。』
と。

その後、高校の時、俺っちは親戚の家に居候。戻ってきた時、姉は彼氏と同棲。ってことでなかなか会う機会がなかった。しかし、その空白の時間と、お互いの成長が二人の距離を縮めたことは間違いない。俺っち達は、今ではとっても仲のいい兄弟だ。

俺の友達は言う。
『あんな姉ちゃん、俺も欲しいよ。』
『にっちの姉ちゃん、ちょー面白い。』
『西村家の兄弟は仲がいいね。』

姉ちゃんは、とってもいい奴だ。飲み会で流れに乗り遅れている人がいると、あの捨て身のギャグでだれをも笑わせてしまう、久本のような女だ。しかし、ひとたび彼氏の前になると、母性本能剥き出しにして尽くしてしまう、なんとも可愛いらしい女だ。兄弟の中で1番家族を思いやり、母を助け、父を助け、俺っちや妹の面倒を見てくれる、なんとも頼もしい女だ。

大人になったら2度と会わないくらい遠くに住んでやる!と思っていた幼少の頃の俺っち。でも、今では、死ぬまで助け合って生きていくことを誓っている。

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