われわれは他人の知識によって物知りになれるにしても、知恵者になるのは自分自身の知恵によってである。 by モンテーニュ | 映画のコーブランディング 最終章 2001年11月12日(月曜日) : : コメント数(466) さぁ、精も根も尽き果てた。今日こそ映画のコーブランディングに蹴りをつけてやろうじゃないか。 第1回ではプロダクトプレイスメントのさわりを これは、とってもマニアックなコラムになってしまったようだね。恐らくこのページを見た読者の80%は逃げ帰るだろうさ。修羅場を潜り抜けることのできた残りの20%のために、映画コーブランディング最終章ではまとめのお話をするとしよう。 プロダクト・プレイスメントに関しては第2回である程度詳しいまとめをしたつもりさ。簡単に言えば、 企業のロゴや名前、商品のロゴや名前(…トレイドネームやトレイドマーク)、さらには商品そのものを映画の中で出してあげる代わりに、お金を下さいな! ってことだね。 このプロダクトプレイスメントは第5回の物語のようにタイ・インと一緒に行うこともある。どちらの場合にも映画制作側が気をつけなければならないこと、それは物語のプロデューサー豚が気にかけていた… 映画のイメージを傷つけないか? ってことさ。 まさか、西部劇にマクドナルドを出したりしたらおかしいよね?時代が合わないもんね。 映画監督を目指す人や、クリエイティブに進みたい人からは 『映画の中までビジネスを持ち出すな!映画はアートだ!』 って怒られてしまいそうだね。ただ、僕がお話ししているのはハリウッド・スタジオの制作のお話さ。 63万人の雇用を生み出す産業であり、 リスクは侵す、だけど、隠しだまはいつでも懐に持っておくべきさ。007が公開される以前に120億円ほどをスタジオにもたらしたプロダクト・プレイスメントは、リスクヘッジの1つって分けだね。 それにしても僕は疑問に思うのさ。なぜ007なのって?もちろん映画その物がプロダクト・プレイスメントと相性がいいってのもあると思うけど、映画のアセット(資産)としての価値が関係しているような気がするなぁ。ま、そのうち書くつもりの『メディア・アセット・マネージメント』まで取っておこうか?ブヒっ。 最初に言っておくけど、前回、前々回の物語はあくまで極端な例として捉えてね。 このプロモーションに関しては、長く説明する必要もなく理解できたと思うんだ。 ペプシ 現実社会で、どこを向いても存在しそうなモノ達さ。このタイ・インで ただ、このタイ・イン、そしてプロダクトプレイスメントには少し疑問の余地もありそうなのさ。 アメリカで、ケンタッキー、ピザ・ハット、タコ・ベルといった超メジャー飲食チェーンを経営するTricon Global Restaurants Incが、スターウォーズ エピソード1とのタイ・インで悲惨な結果に終わったという事実もある。実際、クロス・プロモーションにいくらを費やしたのかは発表されていないけど、恐らくかなりのお金を使っただろうね。 だけど、結果は…売上が落ちたのさ。Triconはスターウォーズとのクロス・プロモーションの努力の甲斐なく、1998年の$7.852 million(約9,422億円)から$7.099 million(約8,518億円)へとガクンと売上を落したんだ。ピザ・ハットの広報の人は、それに対して ただ、アメリカファーストフード界の1位マクドナルド、2位バーガーキングの見解は違うようだ。 マクドナルドはディズニーと10年のクロスプロモーション契約を結んでいるし、 両者の意見は一致していて 噂では映画『ダイナソー』のクロス・プロモーションにマクドナルドが費やしたお金は$75 million(約90億円)とも言われている。そして両企業ともクロス・プロオーション期間中の売上の増加は確認できているってことも言われているようさ。 マーケティング・コンサルタントWestWayne Incの副社長Jim Wylandさんの意見では… それに、超大型の映画においては『こっちがやらなきゃ、あっちがやる』ってのは確実なようだよ。 さ〜て、なんだかまとまりがないようだけど、今回で映画のコーブランディングは終わりとしようか?それじゃ親切じゃないって?僕はこの日記に2時間を費やしているのさ。大目に見てくれない?オッケー、それじゃぁ、ちょこっとだけ関連ページをつけておくね。この取り止めのない日記の罪はそれでチャラってことにしておくれよ。 明日はちょっとだけ、映画のインターナショナルマーケティングを特集してみようかな?ブヒっ。興味があったらまた読んでね。ブヒっ。 |
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