Nitch.net
ハリウッド映画留学終幕&映画業界就職編
nitch.net ホームへbenkyou-6
この月の月別リストへ
世の人は
我をなんとも
いわば言え
わがなすことは
我のみぞ知る

by 坂本龍馬

映画のコーブランディング その4benkyou-6のリストへ映画のコーブランディング 最終章
映画のコーブランディング その5
2001年11月11日(日曜日) : : コメント数(3)

さて、『ミスターポノック大冒険〜今だ!豚小屋に火をつけろ〜』、昨日の日記でマーケ豚が何やら策を巡らしている様だね。物語から見えてくる『Tie-in(タイ・イン)』の概要を語る前に、最後まで物語を楽しもうじゃないか?そう思うでしょ?ならば早速、続きをどうぞ…

〜スタジオ ポノックのマーケティング豚はマクドナルドのブランドマネージャーといい感じに『Tie-in』提携を結べそうです。ただ、このマーケ豚にはまだやらなければ行けない事がありました。〜


# 夜。スタジオ・ポノックオフィス内。
# 今回の映画のプロデューサー豚がマーケ豚を待つ。
# サングラスをいじりながら今晩の夕食のメニューを考えるプロデューサー豚。
# そのとき、オフィスのドアが開きマーケ豚が現われた。


(マーケ豚)
『あぁ、プロ豚さん!お待たせして申し訳ありません。』

(プロ豚)
『おいおい。急に呼び出された上に待たされるなんて、俺っち忙しいんだぜ、ブブヒっ。』

(マーケ豚)
『あぁ、ごめんなさい。でも今日はとっておきの話があるんです。』

(プロ豚)
『お〜っと、マーケティングの奴らの話にイイ話はないってのは、この業界の常識みたいなもんだぜっ。とりあえず手っ取り早く話してくれぃ。』

(マーケ豚)
『マクドナルドとのタイ・インを是非御願いしたいんです。』

(プロ豚)
『タイ・イン?そりゃ映画のイメージに傷がつきやしないか?

(マーケ豚)
『いえいえ、あの天下のマクドナルドが見方につけば、イメージを傷つけるどころか、子供達にとって、そしてその親達にとって映画のイメージは向上するに違いありませんよ。』

(プロ豚)
『ふ〜ん。』

(マーケ豚)
『それにね、考えても見て下さい。もしマクドナルドとのタイ・インが決まれば、全世界に存在する全てのマクドナルドでプロ豚さんの映画を宣伝してくれるような物です。』

(プロ豚)
『おっと、そりゃぁすげー話だな。』

(マーケ豚)
『それだけじゃありませんよ。マクドナルドさんがこの映画とのクロス・プロモーションのタメに超過のマーケティング費用を割いて広告キャンペーンをしてくれるという話も出ています。』

(プロ豚)
『そりゃ、相当な広告効果になるじゃねーか!』

(マーケ豚)
『そうなんです。』

(プロ豚)
『待て待て。そんな美味しい話には裏があるだろう?』

(マーケ豚)
『裏なんてトンでもない。ただプロ豚さんにやってもらいたいことは2つです。1)映画の中で主人公がマクドナルドに行くシーンを作ること。2)マクドナルドとのクロスプロモーション用にキャラクターを使ったテレビ広告を作成すること。それだけです。』

(プロ豚)
『もちろんマクドナルドのイメージ向上に繋がるように映画で出さなきゃならないわけだな?プラスTVコマーシャル用の制作費は別途出るわけだよな?』

(マーケ豚)
『その通りです。』

(プロ豚)
『悪くない話だ。こちらからはOKという事にするぜ。』

(マーケ豚)
『あぁ、ありがとうございます。早速マック豚さんへ知らせないと。』

 
# マクドナルド本社ビル。
# ブランドマネージャーのマック豚がが待っている。
# ドタバタと急いでマーケ豚が会議室に到着した。


(マック豚)
『おお、マーケ豚さん。話は上手く進んでいるのかい?』

(マーケ豚)
『もちろんです。クリエイティブ側を説得するのには骨を折りますが、今回のプロデューサーはとても理解のある豚ですから。』

(マック豚)
『そうか、それでは契約と行こうか?』

(マーケ豚)
『あっ、ちょっと待って下さい。もう1つ条件があります。』

(マック豚)
『条件?なんだそれは?』

(マーケ豚)
『こちらのキャラクターを使用するのにライセンス料を支払っていただきたいんです。』

(マック豚)
『?キャラクター・ライセンス料?おいおい、ちょっと待ってくれ。私たちは君らの映画の宣伝もしてあげることになるんだぞ。』

(マーケ豚)
『その通りです。ただ、この数字を見て下さい。40億の広告費。並行してのパブリシティー、及びプロモーション活動。その他全てのメディア露出を価格で計算すれば軽く80億円になります。私たちが行うのは80億円の広告キャンペーンです。』

(マック豚)
『ふ〜む。』

(マーケ豚)
『しかも今回、映画の中でマクドナルド様が露出されるように手は打ってあります。今回の映画は国内で200億円。海外から150億円の興行収入。その他2次使用、3次使用を含めますとマクドナルドさんの映画内での露出がどれだけの広告効果をもたらすか、お分かりいただけると思います。映画の中での露出は、世の中の推薦であることを暗示するものです。そして、一大イベントである映画とのタイインは市場にない興奮をもたらすものであります。さらに競合他社が簡単に真似の出来ないマクドナルド様独特のクロス・キャンペーンなのです。』

(マック豚)
『おいおい、つまり割に合わないといいたいのか?』

(マーケ豚)
『いえいえ、そうではございません。クロス・プロモーションとしてオファーするものと、ライセンシングを別として理解していただきたいんです。ちょっと考えてみて下さい。もしかりに今回とは別に、世界で350億円の興行を叩き出したキャラクターをハッピーミールに使用するとしたら…』

(マック豚)
『むむむ。それはかなりの額だな。』

(マーケ豚)
『合計80億円の広告キャンペーンとのクロス・プロモーション。さらに映画の中ではプロダクトプレイスメント。そしてキャラクター・ライセンシング。企業イメージ、ブランドイメージの向上という目に見えない物だけではなく、目に見える形で効果を発揮するでしょう。』

(マック豚)
『よし!わかった。それで行こう。』

(マーケ豚)
『ありがとうございます。それでは早速…』
 

〜こうしてマーケ豚は、マクドナルドとのタイ・イン契約を結び、映画『子豚のミスターポノック大冒険〜今だ!豚小屋に火をつけろ!〜』もマクドナルドのハッピーミール・キャンペーンも大成功を収めたとさ。めでたしめでたし。

映画のコーブランディング その4benkyou-6のリストへ映画のコーブランディング 最終章
このページの1番上へ将来:子供の夢を創造するアニメーションプロデューサー
カテゴリー 日々録 思考録 勉強録 情報録 読書録 鑑賞録
月別 6月 5月 4月 3月 2月 11月 10月 6月 5月
にっちどっとねっと!〜ハリウッド映画留学終幕&映画業界就職編
映画業界就職を志し、ハリウッド映画留学。映画ビジネス、映画産業、UCLAエクステンションの生の受講記録!
ご意見・ご感想・お問い合わせ・相互リンクのお申込みはinfo@nitch.netまで
RDF/XML - Powered by MovableType, Chibizon
Copyright © 2008 Nitch.netハリウッド映画留学&映画業界就職篇 All rights reserved.