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by ゲーテ

世界市場における映画マーケティング戦略 その6benkyou-6のリストへ映画のコーブランディング その2
映画のコーブランディング
2001年11月 7日(木曜日) : : コメント数(1209)

ハリウッドへ映画留学してるからにはハリウッド映画のビジネス的な側面を学んでいかなきゃ大損さ。昨日に引き続くこの『プロダクトプレイスメント』はまさしくそれだ。

プロダクト・プレイスメントが何かってのは昨日説明したね。今日は
『なんでハリウッドのスタジオとアメリカの企業はそんなことやるの?』
ってことを考えていこうか?

映画の中で商品や会社名、ロゴを使うとき、何もスタジオは無断で使っているわけじゃない、ってのはなんとなく掴めてきたかな?無断どころか、スタジオはその企業から高額な広告費を貰って使ってあげてるのさ。

スタジオ『映画の中でお宅の商品出してあげるからお金ちょうだい!』

ペプシ『映画の中でスターが飲んでくれれば広告になるぞ!』

こんな感じさ。事はこんなに簡単ではないんだけど、今度お話する予定の『プロモーション』とわけるために簡単にしたよ。

この映画の中で商品や企業名を出すことによる広告効果ってのを考えてみようか?それが掴めてくれば、なんでアメリカの企業が映画とのTie-in(タイ・イン)を行ったりして、しかもこの映画内広告を利用した企業の約70%がリピーターとなって再び別の映画を利用するのかが分かるはずさ。

ハリウッド映画はまぁ数週間から数ヵ月のあいだ映画館で上映しているわけだね。そして、その後ビデオやDVDとなり、ケーブルテレビなどに流れ、地上波テレビで放映され、飛行機で放映されたり、最近ではインターネットでも放映されたりするね。

ここでちょっと考えてみて。一体合計して何人の人がその映画を見ているんだろう?

数百万人?数千万人?いや数億人、数十億人が見ることにならない?

もしある企業がその数億人、数十億人に雑誌広告、テレビ広告などでリーチしようとするとき、一体何十億、何百億、何…がかかるって言うんだい?そりゃもう凄いコストになっちまうね。

企業の1つの理由『長期間コストエフェクティブ』がここで挙げられるわけさ。

また、シネマカフェで見かけたところによると…

あるプロダクトをハリウッド映画にのせ、映画のプロモーションとタイアップした広告活動を行った場合、今までの一般メディアでの露出度に較べて2.5倍のブランド記憶が可能になるということです。その理由として、映画観客は有料で映画を見ているので、スクリーンへの集中度が高いこと。映画鑑賞中は、電話や雑用、コマーシャルといったブレイクが入らないこと。観客の大半が購買力をもった人たちであること、などが挙げられています。
だそうだよ。

ここで考えてみよう。映画ではなく、TVコマーシャルで同一の役者を使ってコマーシャルを作るとき、一体、その超有名な俳優にいくらのギャラを払えばいい?身の毛もよだつほどの高額なギャラを支払わなければならないね。プロダクトプレイスメントをすることにより、企業はTVコマーシャルと同様の、またはそれ以上のイメージを形作る事が出きるかもしれないんだ。

このプロダクト・プレイスメント、映画制作側にとってみれば、素晴らしき収入源さ。
ここで1つクイズ!
映画『007〜Tommorow Never Die〜』はプロダクトプレイスメントでいくら稼いだでしょう?

答えは…1億ドル←ここをドラッグ

凄〜いよね?

しか〜し!スタジオが喜ぶのはこれだけじゃない!僕から見れば、それを超えるメリットがスタジオにもたらされるんだ。それに関してはまた今度。 
 
あっ、そうそう、全てのプロダクトプレイスメントが企業の許可を必要とする物ではないってことも言っとくべきだね。例えば、『エリン・ブロコビッチ』ではPacific Gas & Electric Co.の許可なく企業名を映画に登場させている。でもこの映画が実際の出来事に基づいたものだったからだよ。ちなみに、もし商品やサービスが実社会一般で用いられているのと同じように映画内で使われるときには、映画制作サイドは企業の許可を取る必要はないんだ。

もう少し、映画のコーブランディングに関してのコラムを書いてみよう。あしたは、プロダクトプレイスメントと切っても切り離せない『プロモーション』について書きます。

世界市場における映画マーケティング戦略 その6benkyou-6のリストへ映画のコーブランディング その2
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