Nitch.net
ハリウッド映画留学終幕&映画業界就職編
nitch.net ホームへshikou-6
この月の月別リストへ
友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である。

by コッツェブー

家なき人の実践的マーケティングshikou-6のリストへ初営業は上出来か?
『紙一重』と『隣り合わせ』
2001年5月20日(日曜日) : : コメント数(5)

5時起床。徐々に生活を戻すことに成功しつつある。起きてすぐにいつも通りコーヒーを入れ、朝の一服。そのまま学生団体PONOCfilmediaのWebサイト企画書へ向かう。Webマスターのヨシヒロと明日ミーティング。それまでにWebサイトのコンテンツに関しての概略図は示さなければ行けない。

  昼前までぶっ続けで机にしがみつき、PCと向き合う。大体それから1時間はアイディアが出まくるのだが、それからは惰性。ネットで情報系サイトを徘徊しながら、また戻る。ギターを弾いては、また戻る。ベットの上で映画プロデューシングの本を読んでは、また戻る。そんなことが6時間ほど。進むには進んだが、俺は完璧主義で一つ一つのコンテンツを練りすぎてしまう。全体図は把握しているので、道筋的には間違いではないけど。

  完璧主義で思うことがある。それは完璧主義と負けず嫌いが同居する人間ほど厄介な物はないということ。そして俺の場合、そこに『バカ』が同居する。勝つために考え付くすべてのことを完璧に成し遂げ、すでに勝っていても『バカ』だから気付かずにやりつづけて、いつのまにか限界を超えている。バカと天才は紙一重。後者がいいな、やっぱり。

  バカと天才は紙一重で思うことがある。常識と偏見は隣り合わせだということだ。偏見であったものが常識となったり、常識であったものが偏見となっていたりする。『政治家、お役所の人達は汚職をする』という偏見はいつからか皆の中で常識にまで近づいてしまったし。たとえば『牛乳は安全』という常識は『雪印事件』によって偏見といえるまでになっている。そして映画で言えば、『日本映画はつまらない』という偏見はいつのまにか常識になってしまった。

  この状況を打開するのには力が要る。『偏見』を『常識』に変えるのには『時間』が必要で、『常識』を『偏見』に変えるのには『爆発』が必要だ。産業的にも縮小してしまった日本映画を復興させるには生半可な『爆発』ではダメだ。良質の映画を作りつづけるという『時間』を柱に置いた考えは『偏見』を『常識』に変える時に行われるべきで、日本人の観客の中に寝ずいてしまった『ハリウッド>日本映画』の潜在意識を覆す事は出来ない。

  韓国映画を見てみれば一目瞭然だ。『シュリ』。あれ一本で流れを変えた。今では日本へ韓国の映画が輸入され、ハリウッドにもその波が来ている。韓国系アメリカ人の友人に聞いた話で真実かはわからないが、あの映画は『韓国映画会が国を動かした映画』だ。タイタニックなどハリウッド映画に押されていた韓国映画会は報復に出た。スローガンは『タイタニックを抜く映画』だ。映画、テレビ、ラジオ、そして国政、国民。すべてが一丸になり『洗脳』して一つの映画を作り上げた。たった3億円の制作費で。韓国内の映画館の韓国映画のパーセンテージは1年で10%も伸びた。そして今度、『韓国映画は面白い』という“偏見”を常識に変えて行くのには、ここから良質な映画を作り続けていけば良い。

  この『シュリ』、偉業を成し遂げたこと自体、つまりきちんと結果を出したことに対しては高く評価されるべきであろう。ただこの、ある意味プロパガンダ的行為に俺は賛同しない。映画はあくまで映画であって、『慈悲』混じりのこのプロジェクトは『面白くはない』のだ。出来あがるものが『エンターテイメント』であるなら俺としては『エンターテイメント』での爆発を起こして欲しかった。

家なき人の実践的マーケティングshikou-6のリストへ初営業は上出来か?
このページの1番上へ将来:子供の夢を創造するアニメーションプロデューサー
カテゴリー 日々録 思考録 勉強録 情報録 読書録 鑑賞録
月別 6月 5月 4月 3月 2月 11月 10月 6月 5月
にっちどっとねっと!〜ハリウッド映画留学終幕&映画業界就職編
映画業界就職を志し、ハリウッド映画留学。映画ビジネス、映画産業、UCLAエクステンションの生の受講記録!
ご意見・ご感想・お問い合わせ・相互リンクのお申込みはinfo@nitch.netまで
RDF/XML - Powered by MovableType, Chibizon
Copyright © 2008 Nitch.netハリウッド映画留学&映画業界就職篇 All rights reserved.